1.プログラムの概要
科学技術振興機構(JST)による次世代AI人材育成プログラム(若手研究者支援)は、緊急性の高い国家戦略分野である次世代AI分野(AI分野およびAI分野における新興・融合領域)への挑戦を志す若手研究者がクロスアポイントメント制度を活用し、次世代AI分野の研究環境が充実した研究機関において行う研究開発を支援するプログラムです。
AI分野におけるAI研究のみならず、他分野においてAIを活用した新興・融合領域研究も対象とされております。
詳細はJSTのホームページをご覧ください。ホームページはこちら
2.公募情報
募集要項、申請書類の様式、公募スケジュール等については、JSTのホームページをご覧ください。ホームページはこちら
※学内の方は、以下から学内通知の確認ができます。
学内専用サイトへ(学内限定)
※学内説明会の情報を掲載しました。
学内専用サイトへ(学内限定)
3.本プログラムにおける受入れ可能な部局一覧
本学においてクロスアポイントメント先として受け入れ可能な部局を参考までにお示しします。
下記に掲げる部局以外であっても、クロスアポイントメント先部局としていただくことは差支えありません。
マッチングを希望する場合等は、「5.お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。(応募後の問い合わせでも可能です)
なお、こちらは受け入れを確約するものではありませんのであらかじめご承知おきください。
※順次情報更新 2024/7/9 13:00更新情報
部局名 | 主なAI研究開発の取組内容 | 関連webサイト |
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文学研究科 | 計算人文社会学研究室は、ビッグデータと情報技術(自然言語処理、ネットワーク分析と数理シミュレーションなど)を用いて、人間行動や社会現象のメカニズムを科学的に解明する研究を進めています。社会科学理論と人工知能技術の連携による文理融合の研究分野を開拓することを目指しています。特に、(1)オンライン空間における意見形成、(2)大規模言語モデルによる社会シミュレーション、(3)大規模移動軌跡データによる社会格差の解明に関する研究プロジェクトを中心として研究を行っています。 | https://www.sal.tohoku.ac.jp/ |
経済学研究科 | 情報技術の進展につれて発生する大規模大量データ(ビッグデータ)の解析手法を開発し、社会経済に関する現代的I諸問題に適用する研究を行う。経済経営学の理論的実証的成果とデータ科学の成果を融合させて、現代的諸課題の解決に資する。 とくに、サービス・イノベーションの促進やマーケティング革新、経済システムの持続性確保、震災復興促進、などを当面の研究課題とする。 成果を世界に発信し、各国の主導的な研究者と連携して、世界のサービス科学研究およびデータ科学研究をリードする研究拠点の形成を目指す。 | https://www2.econ.tohoku.ac.jp/~DSSR/ |
医学系研究科 | 医学系研究科AIフロンティア新医療創生分野では、大規模ゲノム情報やアンケート情報、画像情報や健康情報からなるバイオバンクデータに機械学習・人工知能の手法を適用することでヒトの疾患発症に寄与する要因の探索とそれを用いた疾患発症リスク予測を行っている。昨今では大規模な電子カルテーデータ等のリアルワールドデータに大規模言語モデルや生成系AIの技法を適用することで創薬支援にも力を入れている。画像データや音声データから診断補助ツールの開発や言語障害者のサポートツールの開発も行っている。 | https://www.med.tohoku.ac.jp/ |
薬学研究科 | 創薬の基礎研究(標的化合物の構造解析、インシリコスクリーニング、構造最適化、代謝安定性、毒性評価等)にAIを活用する高度化研究について医薬品開発研究センターにて受け入れのご相談承ります。 | http://www.pharm.tohoku.ac.jp/ |
工学研究科 | 受入可能な研究室:主な内容 ①平田・サラザル研究室/田村研究室:人間支援ロボット、複数ロボット協調、次世代産業ロボット ②伊藤・能勢研究室:音声認識・合成、マルチモーダル対話AI、教育応用、音楽情報処理 ③大兼研究室:量子スピンセンサで取得した様々な磁気信号(脳磁・心磁・神経電流・インフラの腐食・精密部品欠陥・宇宙/海中資源・ドローン等)を解析・分析するためのAIの共同開発 なお、上記①~③以外の研究室を希望される場合は、個別に確認・相談してください。 | https://www.eng.tohoku.ac.jp/ |
農学研究科 | 特段、受入可能な研究室等を決めているわけではないため、希望内容に応じて個別に対応します。 | https://www.agri.tohoku.ac.jp/jp/ |
国際文化研究科 | 本研究科の国際政治経済論講座の劉研究室(劉 庭秀教授・大窪和明准教授・眞子 岳特任講師・劉 暁玥助教)では、廃プラスチックの選別装置を開発しており、使用済み自動車、容器包装廃棄物からビッグデータを収集・分析している。 添加物の有無、劣化の度合いなどを含めた多様、かつ複雑なプラスチック素材を選別するためには、最先端のAI技術を駆使した選別アルゴリズムの開発が必要である。 | 「テラヘルツ波を利用した廃プラスチック識別装置の開… | プレスリリース・研究成果 | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY- <https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/04/press20220401-04-Thz.html> 廃プラスチックの識別能力向上で再利用へ 東北大学などがNTTグループの協力で実証実験 | khb東日本放送 (khb-tv.co.jp) <https://www.khb-tv.co.jp/news/15178914> 静岡大・東北大・芝浦工大、ベイシア伊勢崎駅前店でテラヘルツ波による透明食品トレイ回収の社会実験・分別実証実験を実施 – 日本経済新聞 (nikkei.com) <https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP659867_X20C23A7000000/> |
情報科学研究科 | 東北大学大学院情報科学研究科は全学的協力のもとに1993年、東北大学で最初の独立研究科の一つとして創設された。 本研究科は、情報科学を自然科学系の分野としてだけでなく、人文・社会科学系の分野にもまたがる先端的かつ総合的・学際的な基礎学問として育成・発展させるための独立研究科で、情報基礎科学専攻、システム情報科学専攻、人間社会情報科学専攻、および応用情報科学専攻の4つの専攻から構成されている。当研究科の協力講座及び連携講座を除く、准教授以上の全研究室で、他機関の若手研究者の受け入れを可能としている。 | https://www.is.tohoku.ac.jp/ |
生命科学研究科 | 生命科学研究科では生命現象に関わる分野の研究を行い、その対象は有機化学、生化学、生物物理学、分子生物学、細胞生物学、動物・植物発生学、脳神経科学、進化生物学、生態学、微生物学など多岐にわたります。動物のコミュニケーションシグナルを言語AIを用いて解析する研究や、ヒトを含む動物の感情を脳・神経活動と行動から読み取る技術の開発、AIを用いてタンパク質の立体構造を解析する研究、生物多様性の変動データから自然の異常を検知する技術開発の解析など、生命科学関連の豊富なデータを活用したAI研究が進められています。 | https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/ |
環境科学研究科 | 環境科学研究科は資源循環、環境保全、エネルギー創成や環境経済等の文理融合系であり、所属教員の研究分野は多岐にわたります。そのため、詳しくは各教員に個別に確認・相談してください。 | https://www.kankyo.tohoku.ac.jp/ |
医工学研究科 | 東北大学医工学研究科では、超音波やX線、CT、MRI、手術記録動画など、様々な医療データを活用して、病変検出や鑑別診断、予後予測等、種々の解析を行うAI診断システムを開発しています。また、分子生物学やRNAシークエンス解析にもAIを駆使し、計算コストが高い様々な解析もAIにより短時間で予測可能となってきました。医学と工学が連携した先端技術を活用し、臨床データへのアクセス性も良い独自のプラットフォームの提供や幅広いAI研究開発を推進など、医療技術の革新を目指しています。 | https://www.bme.tohoku.ac.jp/ |
金属材料研究所 | 金属材料研究所では、以下の3研究室にて受け入れ可能です。 野村研究室:人の洞察を超えた非自明な量子相関を学習させることで量子多体系を高精度に解析する機械学習手法を開発し、その応用を通じて量子多体物性の解明と定量予測を目指している。 久保研究室:ニューラルネットワーク分子動力学法を活用した、金属、セラミックス、電池、半導体、ポリマーなどの多様な材料の原子レベルでのシミュレーションとその結果に基づく材料設計を行っている。 熊谷研究室:ディープラーニングを用いた欠陥形成エネルギーの予測や、ベイズ最適化を用いた材料探索、トポロジー解析による材料分類、生成AIを用いたスペクトル分析などの研究を展開している。 | (野村研究室) https://www.nomura-lab.imr.tohoku.ac.jp/ (久保研究室)https://www.simulation.imr.tohoku.ac.jp/ (熊谷研究室)https://kumagailab.imr.tohoku.ac.jp/ |
加齢医学研究所 | 臨床加齢医学分野では、主に脳MRI画像解析に関して、既にAIを用いた画像解析プログラムを複数開発し、論文発表、社会実装を行っている。 | https://www.idac.tohoku.ac.jp/site_ja/ |
流体科学研究所 | 流体科学研究所では以下の研究分野において受け入れが可能です。 ◇中村研究室 (研究内容)複雑かつ非線形性の強い化学反応経路を対象として、化学反応の物理的・化学的特性に応じたパターンマッチングとクラスタリングにより経路を簡素化し、簡素化した経路が実現象を模擬するように反応速度定数等の非線形性の強いパラメータの最適化を行うことで、規模の大きい詳細反応モデルの次元縮約手法を研究している。また、各工程の高速化を目的としたアルゴリズムおよび一連の工程の自動化を目的とした機械学習を研究している。 なお、この他の研究分野での受け入れを希望する場合は、各教員に個別にお問合せ下さい。 | (流体科学研究所) https://www.ifs.tohoku.ac.jp/jpn/ (中村研究室)https://www.ifs.tohoku.ac.jp/enerdyn/jp/index.html |
電気通信研究所 | 「人間性豊かなコミュニケーションの実現」を目指し様々な研究を進めている。AIに関しては、高精度・高効率のエッジAIプロセッサのアーキテクチャ・回路・デバイス技術の研究、AIで多く用いられる確率的なアルゴリズムを効率的に高速・超低電力で実行できるコンピュータ、生物の神経回路の振る舞いを模倣した機械学習や脳型ハードウェアの開発に繋げる研究、また日常の対人コミュニケーションで重要な役割を担っている非言語情報の機微を適切に伝送することができる仕組みをAIを活用して実現しようとする研究等を進めている。 | https://www.riec.tohoku.ac.jp/ |
多元物質科学研究所 | 理工系における多元研の研究分野にAI技術を取り込み、研究を発展させている。 | https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/ |
病院 | 現在、東北大学病院 AI Lab において、医学知識と人工知能技術の融合がもたらす研究開発を通じて、保健医療分野における価値創造、実装支援、人材育成、文化交流を提供します。 東北大学の方々からのご相談はもちろん、様々な大学、企業、行政の方々からのご相談にも積極的に応じています。 また、国際的な活動や学際的な活動にも積極的に取り組んでおり、さまざまな視点からの知見を取り入れながら革新的なソリューションを追求しています。 | https://www.ailab.hosp.tohoku.ac.jp/ |
高度教養教育・学生支援機構 | 所属教員の研究分野が多岐にわたるため、詳しくは各教員に個別に確認・相談してください。 | https://www.ihe.tohoku.ac.jp/ |
スマート・エイジング学際重点研究センター | 当センターでは、主に脳MRI画像解析に関して、既にAIを用いた画像解析プログラムを複数開発し、論文発表、社会実装を行っている。 | https://www.sarc.tohoku.ac.jp/ |
応用認知神経科学センター | 東北大学応用認知神経科学センターでは、脳科学を様々な社会の問題解決に活用するため、脳科学と社会の現場の問題の両者に精通した「橋渡し」人材育成を推進している。研究教育戦略部門では、人材育成へのAI活用を目指し、AIを活用した教育カリキュラム構築や教育ツールとして学習・能力開発のための対話システム等の研究開発を進めている。 また社会応用研究部門・工学応用研究部門・教育応用研究部門では、実験課題用の刺激作成、脳画像や音声データ解析へのAIの活用等、AIを用いた研究の高度化を進めている。 | https://cognac.tohoku.ac.jp/ |
総合知インフォマティクス研究センター | 情報の価値を評価する学術体系を構築し、それに基づき実社会でも利用できるアルゴリズム開発、それを利用した情報生成の現場での情報価値評価システムの構築を実現するための研究を実施している。多岐にわたる分野での情報の価値評価と価値創出のために、人文データ科学、社会データ科学、数理データ科学を扱い、AIアルゴリズム部門の研究者が各分野と連携し、より一般的で汎用性が高い情報価値評価手法の確立を目指す。さらに、AIハード技術部門の研究者はエッジコンピューティングや新規データ計測技術の研究を推進する。 | https://www.aiyotta.tohoku.ac.jp/ |
タフ・サイバーフィジカルAI研究センター | 実世界で稼働するAIは、無限定で様々な擾乱に晒された環境下で、サイバーフィジカルな“身体性”を以って実世界と関わる。また、“身体”の有限性から、取得できるデータ規模、定常性、品質などに制約を受けることになる。このような過酷な条件下で安定に高信頼で動作するロバスト性や柔軟性と適応性、そして広い適用性をタフと呼んでいる。本センターは,このように定義されたタフ・サイバーフィジカルAIの研究開発に取り組んでいる。 | https://www.tcpai.tohoku.ac.jp |
言語AI研究センター | 言語AI研究センターは大規模言語モデル(LLM)の内部機序を理論的/実験的に解明する研究に強みをもつ.特に言語の埋込表現やTransformerブロックの処理過程について人間が理解できる解釈を導出する研究などである.また,解明された原理を活用してLLMの新たなモデルアーキテクチャや学習法を構築する研究にも力を入れている.更にマルチモーダル基盤モデルによる実世界接地に資する基礎研究にも取り組む.多くの企業との共同研究も実施しており,AI実応用に向けたスキルの習得などにも同時に取り組める環境である. | https://langai.tohoku.ac.jp/ |
データ駆動科学・AI教育研究センター | 生成AI等により人工的に作成されたコンテンツの判別や、AIシステムを誤動作させる敵対的攻撃への対策など、フォレンジクス技術を用いたマルチメディアセキュリティの研究開発。 今後、研究分野を拡大する予定。 | https://www.cds.tohoku.ac.jp/ |
国際放射光イノベーション・スマート研究センター | 受入可能な研究室:主な内容 ①矢代研究室:「深層学習を活用したCT再構成法の開発」 ②小野研究室:「モーションデータ解析」「画像解析による異常検知」 ③高橋研究室:「深層学習を用いた回折強度データからの位相回復」 ④西堀研究室:「物質材料の構造-XAFSスペクトルの相互予測のための人工知能の構築」 ⑤千葉研究室:「生体モーションセンシングデータの機械学習解析」 | https://sris.tohoku.ac.jp/ |
材料科学高等研究所 | 材料科学高等研究所(WPI-AIMR)では、Hao Li研究室における触媒、電池、水素貯蔵などの材料設計のための大規模言語モデルの開発や、AIを用いた触媒や固体電池開発のためのデータベースの構築など材料科学の様々な分野でのAI活用に加えて、安東弘泰研究室では渋滞や省エネルギーなどの幅広い社会問題に対してもAIを活用した予測技術の開発を進めている。さらに千葉逸人研究室では機械学習において計算パフォーマンスが最適になるためのアルゴリズムを探索する数学的な研究に取り組んでいる。 | https://www.wpi-aimr.tohoku.ac.jp/jp/ |
学際科学フロンティア研究所 | 学際研では、AIを含む異分野融合による学際的研究を推進しており、先端学際基幹研究部及び新領域創成研究部の全研究分野で受け入れ可能である。 先端学際基幹研究部では専任教員が専門とする研究分野を中心に異分野を融合することで先進的な高度学際研究を国際的に推進している。 新領域創成研究部では若手研究者が6研究領域において異分野融合による世界トップレベルの学際研究を研究主宰者(PI)として推進し、国内外の研究者・研究機関との積極的な共同研究を推進している。 | https://www.fris.tohoku.ac.jp/ |
国際集積エレクトロニクス研究開発センター | 300mmプロセス・評価ラインを活用した材料・デバイス・プロセスから回路・アーキテクチャに関するスピントロニクス省電力AI半導体の研究開発 | http://www.cies.tohoku.ac.jp/ |
未踏スケールデータアナリティクスセンター | 未踏スケールデータアナリティクスセンター(UDAC)においては、ナノテラスなどの大規模先端計測施設群から生成される未踏スケールデータに関する、解析・モデリング手法、知的エッジデータ処理、新規AI技術などの研究開発を行っています。 【各部門のAI研究開発】 1.高性能機械学習法の開発によるデータ駆動型材料科学 2.エッジデバイスAI向け専用ハードウェア 3.低遅延高次元データ処理・インタラクションを実現するエッジシステム 4.配列や高次元データ処理のためのAI、UDAC研究成果の社会実装・人材育成 | https://udac.tohoku.ac.jp/ |
4.よくあるご質問(FAQ)
本学にお問い合わせいただくよくあるご質問をまとめました。
受け入れ先について
受入希望の研究室の研究者に直接連絡をとっても構いませんか?
直接コンタクトできる候補者がいるのであれば、直接問い合わせいただいて問題ありません。
「3.受入れ可能な部局一覧」に掲載されていない部局の研究者に受入希望の連絡をとっても構いませんか?
「受入れ可能な部局一覧」は、受入先ををご検討いただくにあたってのご参考としてお示ししているものですので、具体的な受入希望先がある場合は、一覧に記載されていない部局であっても直接連絡をとっていただいて構いません。
東北大学では特定の研究室を受け入れ先として指定する必要がありますか?
事業の目的および本学のクロアポ制度上、受け入れ先研究室に所属して研究を実施することを想定しております。そのため、受け入れ先教員とは、申請前にコンタクトを取って、研究の独立性や研究実施体制および研究計画について打ち合わせをしておくことが望ましいと考えております。
マッチングについて
東北大学ではマッチングの支援をしていただけますか?
本学リサーチ・マネジメントセンターが支援いたしますので、「研究内容などの概要」、「受け入れ先に期待する内容」等記載のうえ、下記のお問い合わせフォームよりお問い合わせ願います。
クロスアポイントメント先機関を「未定」として応募しておりますが、応募締切後でもマッチング支援はしていただけますか?
本学では応募締切後もマッチング支援は受け付けております。マッチングをご希望される方は「5.お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
エフォート・クロスアポイントメント人件費について
東北大学ではエフォート率やクロスアポイントメント人件費に何らかの制限を設けていますか?
本学では、エフォート率や人件費増額についての制約は設けていません。
ただし、クロアポ先(東北大)の責任と権限の下、現在の年収を超えた金額で 採択者の実績や能力を踏まえた評価に基づき、本学分の給与額を定めます。その後、クロアポ先(東北大)と採択者の間の合意に基づき、最終的に機関間で締結するクロスアポイントメント契約により決定されます。したがって、申請時の金額から見直される可能性があります。
また、採択された場合のクロスアポイントメントは、クロアポ元(現所属先)とクロアポ先(東北大)の機関間で締結するものですので、クロアポ元の方針によって何らかの制約が生じる可能性があります。現所属先の方針についてもご確認ください。
なお、提案課題の遂行に必要な経費は必ず計上してください。
5.お問い合わせフォーム
本プログラムにおけるクロスアポイントメント等のことでご質問がある方は、お問い合わせフォームよりご質問をお願いいたします。お問い合わせフォームはこちら
東北大学から若手研究者のみなさまへのメッセージ
本学では、「東北大学におけるAIを活用した研究開発」に興味のある若手研究者の方々に、積極的に本プログラムをご活用いただきたいと考えております。ぜひ、ご検討ください。